モバイルWiFiは、まったく障害物のない状況なら、直線距離100m~250mくらいまで通信が可能です。

しかし、電波は障害物にぶつかると減衰しながら反射する性質があります。

ただし障害物の材質によって減衰率が異なります。また、電波は紙や木材などの材質なら、ある程度突き抜けることができます。

また無線LANには途中に少しでも障害物があると極端に電波到達距離が落ちますので、ふすま1枚隔てただけでも電波の強度に影響が生じます。

モバイルWiFiの電波が届く距離は、いかに障害物に電波の邪魔をさせないかで決まってきます。

また、電波は紙や木材などの材質なら、ある程度突き抜けることができます。

鉄筋コンクリートのマンションと木造住宅とで利用できる距離が大きく変わるのは、このような電波の性質によるところが大きいからです。

モバイルWiFiの快適性は障害物で決まってくる

モバイルWiFiは最大250mまで電波が届くといっても障害物がない場合です。障害物があるとモバイルWiFiの快適性は損なわれます。

モバイルWiFiを利用する自宅がどのような素材で作られているか、壁の厚みはどれくらいか、家具の配置などで電波の届き具合が異なります。

モバイルWiFiの電波は木材、化学素材、窓ガラスは、影響を受けにくいです。逆に人、水、大理石、ブロックなどは影響を受けやすいです。

住宅がコンクリートや金属のマンションなら、電波が届きにくくなります。

モバイルWiFi置き場所で最適なのは?

モバイルWiFiは受信感度の良さが命です。部屋の一番奥まった場所にモバイルWiFiルーターを置いてしまっては、壁や家具に阻まれて電波を受信できなくなります。

置く場所を適切にすることで快適にインターネットができるようになります。

高い場所

WiFiの電波は放射状に送られますので、モバイルWiFiルーターを床に置くと、床面で電波が反射して障害物の影響を受けやすくなり、電波の通りが悪くなりますので床は避けましょう。

モバイルWiFiルーターは、自宅内の高い場所に置くと良いです。障害物の少ない高い場所に置くことで、電波を遠くまで飛ばすことが可能です。

しかし、高いところに置いても、周囲に大きな家具などを置くと、電波の障害になります。周囲に家具がない高い場所が望ましいです。

理想は高さ1〜2mの位置に置くことです。2階の部屋まで電波を届けたい場合や広い範囲に電波を届けたい場合は2mの高さが理想です。

自宅内の中心部

モバイルWiFiを均一に電波を届けるには自宅の中心に置く必要があります。

自宅の中心部が家具によって置けなかったりする場合は中心に近い位置に置くと良いです。なるべく死角を狭くすることが重要となってきます。

窓際に置く

モバイルWiFiの電波は窓や建物によって遮られてしまいます。そのため、窓際にモバイルWiFiルーターを置く事で電波が入りやすくなります。

室内の奥まったところに設置するのではなく、外部とのアクセスが容易になりやすい窓際が最適です。

さらになるべく高い位置1階よりも2階に置くなどすることで、建物などの障害物を避けて電波を拾いやすくなります。

置き場所を変えながら探る

モバイルWiFiの電波は特性上、屋内や地下鉄等の障害物が多い場所では、電波が弱くなります。

窓際など外に近い場所へモバイルWiFiルーターを設置すると良いです。実際にモバイルWiFiルーターを持ち歩いて繋がりやすい場所を探すことで、どこが最適なのか見えてきます。

最善の場所を探るには、色んなところに置いて試してみることです。

家電製品の近くは禁止

モバイルWiFiルーターの電波は、ほかの電波と重なり合うことで増幅されて大きくなったり、逆に打ち消し合って小さくなったりする「干渉」という現象が起こります。

モバイルWiFiと電子レンジは周波数が同じですから、同時に使用すると電磁波が干渉してWiFiが切れます。モバイルWiFiの周波数は2.4Ghzで、電子レンジの周波数も同じ2.4Ghzの周波数です。

電子レンジから漏れた電磁波がモバイルWiFiのノイズとなり接続が途切れてしまいます。

電子レンジの電磁波は非常に強力であるため、使用している際に電磁波が本体から放出されてしまいます。

そのため、同じ周波数のモバイルWiFiを同時に利用すると、電子レンジから放たれる電磁波と衝突することになります。無線LAN側にとってはこれがノイズとなり、通信エラーが発生してしまうのです。

その為、電子レンジ、IHヒーター、炊飯器、Bluetooth機器、コードレス固定電話などの家電製品の近くには置かないようにしましょう。

水槽・金属・鏡の近くは禁止

モバイルWiFiの電波は水に吸収されやすいという特性があります。その為、水槽や花瓶など水が入ったものが近くにあると、電波が弱くなります。

他にも、本や土壁など、水分を吸収しやすいものの近くでも同様の影響が出る可能性があるため、湿気を含むものの近くにモバイルWiFiルーターを設置することは避けましょう。

モバイルWiFiルーター自体が電子機器ですから、水濡れに弱いということもありますので、台所の流し台や風呂場、洗面所、水槽、花瓶など、水が溜まっていたり水道管が通っていたりするエリアには置かないようにしましょう。

床に置くのは禁止

モバイルWiFルーターを床に直置きすると電波を室内に行きわせにくくなります。

その理由は、モバイルWiFiの電波は四方八方に弧を描くように飛んでいるため、床に置いてしまうと全体に届きづらく、床の鉄筋や断熱材などに反射・吸収されて、電波が弱まるからです。

モバイルWiFiルーターは床から1m以上の高さに設置する必要があります。1m以上の高さがない場所に置くことは避けましょう。

収納ケースに入れたり、カバーをかぶせない

本棚やタンスなどの収納家具の中にモバイルWiFiルーターを置いてしまうと、壁面に挟まれて電波が遮断されてしまいます。収納家具の引き出し内には入れない様にしましょう。

また、埃などがつくのを防止する目的でモバイルWiFiルーターにカバーかけると、材質によってはモバイルWiFiルーターから発する電波を妨げてしまいます。更には、モバイルWiFiルーターの熱がこもりやすくなって、故障の原因にもなります。

カバーをつけたりすることは避けましょう。外出する時以外はケースに入れままにもしないようにしましょう。